更新日 2021.10.15

#8 Gitでファイルの取り込み

前項までで、自分の変更履歴をGitに登録し、他の開発・製作者へ共有する方法は学びました。
ここからは、共有された履歴を自分のローカルリポジトリへ取り込む方法を学びましょう。

「git fetch」とは

リモートリポジトリに登録された履歴を呼び出し、ローカルリポジトリに登録されている履歴との「差分」を照会する事ができます。
あくまで差分の照会を行うだけですので、この操作ではまだ各々のローカルリポジトリには反映されません。
他の開発者がどのような変更を行っているのか確認したい時などに使用します。

①sourcetree画面上部「フェッチ」をクリックする。
チェックボックスは初期設定のままで、「OK」ボタンをクリックします。これで差分を確認できます。
差分がない場合は特に問題はありませんが、差分がある場合は取り込む必要があります。

「git marge」とは

リモートリポジトリ上の変更履歴を、取り込む(結合させる)作業です。
前項「プルリクエスト」で出てきた「マージ」と意味は同じで、プルリクエストの場合はボタンをクリックするとそのままGit側へアクセスし、マージ作業をしてくれます。
sourcetree側で行う場合は以下のようになります。

①差分が発生しているブランチへチェックアウトし、画面上部「マージ」ボタンをクリック。
差分の取り込みはブランチ単位で行うことになりますので、必ずリモートリポジトリとの差分が発生しているブランチへチェックアウトしてからマージボタンをクリックしてください。
今回の場合はmasterブランチへチェックアウトしてからマージする流れになります。

②樹形図から先頭のコミット履歴を選択し、OKボタンをクリックする。
正確には、「origin/ブランチ名」のアイコンが付いているコミット履歴を選択します。
「origin」アイコンが付いているのは、リモートリポジトリ上の状態を示しています。
逆に素のブランチ名だけのアイコンが付いているのは、ローカルリポジトリ上の状態を示しています。
(ここまでの手順が全てクリアできていれば、「master」アイコンより上部に「origin/master」アイコンがあるはずです。)

オプションのチェックボックスは未チェックで良いので、そのままOKボタンをクリックします。
その後、masterブランチをチェックアウトしたまま、最初に編集したテキストファイルを開いてみてください。以前に自分が編集した内容が反映されているはずです。

git margeはどのコミット履歴を取り込むかが重要で、駆け出しのエンジニアやデザイナーの方々には少しハードルの高い行程かもしれません。
次項ではもっと簡単に差分の取り込みができる方法を解説していきます。

「git pull」とは

簡潔に言うと「git pull = git fetch + git marge」です。
差分の取り込みに2つの行程を経なければならないところを、git pullであれば1行程で行うことができます。
以上の理由から、差分の取り込みを行う際にはgit pullを行うことの方が一般的です。分かりやすくミスが少ない方法ですね。

実行すると、ローカルリポジトリ内の変更履歴(※正確には、「ローカルリポジトリ上で更新されているブランチ」)がリモートリポジトリにアップロードされ、
リモートリポジトリの変更履歴がローカルリポジトリの変更履歴と同じになります。

①sourcetree画面上部「プル」をクリックする
基本的にどの項目も触る必要はありません。初期設定のまま「OK」ボタンをクリックしてください。
自動的にフェッチとマージが行われます。
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